【イベレポ】銭湯の壁画をライブ制作 「湯フェスvol.09」でプロの技を堪能!

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湯フェス.vol9@ふくの湯

東京では自宅にお風呂がない家庭は、ほぼ0%。

もう銭湯は必要ないかと思いきや、自宅のお風呂にはないサウナやジャグジー、広々とした開放感とマイナスイオンを求めて人は銭湯に行くのです!

銭湯といえば、壁に描かれた富士山の絵。
誰がどうやって描いているんだろう、と思ったことはありませんか?

6/25(土)熊本震災復興支援イベント【湯フェスVOL.09@ふくの湯】で銭湯の富士山を描く様子が見れる!ということで取材に行ってきました。

今回の参加費は、1,010円。そう、銭湯です。
入場料の売り上げ全額と有志の寄付金全額を本日熊本県公衆浴場組合を通じて熊本復興義援金として寄付されています。

いざ、湯フェスへ!

会場となるのは、ふくの湯さん。

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ペンキ絵は、全国でも数人しかいない「ペンキ絵師」のお二人が、一人1枚を描きあげます。

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(写真右)丸山清人さん:多数の個展やグループ展を通じ背景画以外にもペンキ絵作品を発表し、最近では2007年六本木ヒルズ森美術館で開催された、36組の日本の現代アーティストを紹介するアート展「六本木クロッシング」にも出品。ユニークな作品制作スタイルとタッチが評価された

(写真左)中島盛夫さん:近年ペンキ絵が再び脚光を浴びる中、住宅や商業施設、テレビコマーシャルの背景画、子供のための絵画ワークショップを行うなど活動の巾を広げ続けており、2009年直島にある現代美術作家の大竹伸朗作「Iらぶ湯」の背景画も担当

なんと、丸山さんは80歳!中島さんも70歳と人生の大先輩!!

このお二人が、女湯・男湯(弁天の湯・大黒の湯)の壁画を同時に描き進めます。

男女界壁は数日前に描きかえられたそうですが、鮮やかでポップな色合いの弁天様と大黒様ですねーーー。素敵です!

そして、解説は(社)日本銭湯文化協会理事の町田忍さん。

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町田さんの解説はわかりやすいし、声もいいし、絵とのコラボレーションが最高でした。

オーディエンスは、もちろん、風呂椅子に座って観覧。

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普段は、裸で入る銭湯に洋服を着て風呂椅子に座る非日常感もなんともいえない良さがあります!

揺れる足場でライブペイント!

お二人は、工事現場でよく見る足場に登って、チョークでざっと下書きをしてガンガン描き進めていくのですが、
足場は、見てわかるくらい揺れています。怖くないのでしょうか・・・。

お二人とも、煙草好き、とのことで途中で休憩を1~2回入れたものの、その時しか遠目でみていないことに驚きました。

自分の身長より大きな絵を描く時は頻繁に遠くから見ないと全体像が把握できずにバランスが狂うものですが、、
これぞ職人技!

途中、丸山さんの絵を中島さんがアシストして共同作業する場面があったり、とてもほっこりした制作現場。
と思ったら、中島さんがマスキングテープに気づかずに塗ってしまった((( ;゚Д゚))!!

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あらら・・・と思ったのは、オーディエンスだけ。

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あっという間に、笑いながらリカバリされてました。
ほんと、熟練の職人ですね。めちゃくちゃカッコいいです!

ざっくり塗っているようで、ちゃんと海のグラデーションに。
松や葉っぱは、刷毛を使って表現。細かい部分は筆で調整します。

最後は、サインを筆で描き入れて完成!

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中島さんは、赤富士から黄金富士に。

丸山さんは、青空に栄える富士山を。

約2時間であっという間に描き終えてしまったお二人。
ペンキも1日で乾くので、翌日には営業開始されるとのこと。

お見事でした!!

ライブペインティングの後は

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はらさわさんによる「熊本の銭湯について」のトーク。
被災地の銭湯は営業再開すると、通常とは比べものにならないくらいのお客様が押し寄せてパニック状態になるそうです。
いいことも悪いことも沢山ある、と。

お風呂は日々の生活になくてはならないものです。
少しでも早い復興と被災地の方々が安心できるような時間がくるまで、できる限りの支援をしていきたいと改めて感じました。

最後は、StreamlinerさんのJAZZセッション。

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銭湯の中でJAZZ、これまた異空間でよかったです。

物販コーナーでは、銭湯グッズやお菓子ビールの他に、熊本の被害を受けた障害者施設の商品も販売されていました。

返り際にはお土産も!
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貴重すぎる銭湯のライブペインティング、最高に面白かったです!
もっと多くの人に見てもらいたいですが、銭湯のキャパにもよるので湯フェス情報はマメにチェックしたいですね。

お風呂はいつも身近にあるものですが、なくてはならないもの。
そして気づいていないだけで、意外にも銭湯はたくさんあります!

あなたの家の近所の銭湯を探してみませんか?
▼ 東京銭湯サイト

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